仲間
クラウンローチの仲間、ボティアやローチと言われる魚たちを紹介します。仲間だからといって同じ水槽に入れてもいいかというとあまりそうでもない種類もいます。それと、クラウンローチ以外のボティアは熱帯魚屋であまり見かけないような気がするのが残念なところです。一度全部見てみたいものです。 なお、以下の記述の中で、違う魚に同じ名前が付けられている種類があります。これは同じ名前が別の魚に付けられて売られることがあるためです。また、店や地域が変わると同じ魚を違う名前で売る場合もあり、それによって、通称が一部重複している部分があります。精確な名前がわかり次第、順次訂正していく予定です。 また、下のボティアの中で飼育情報があるものについては、詳しい説明をこちらに用意しましたので、飼育を検討するときの参考にしていただけたら幸いです。 |
画像募集中 | ●イエローフィンボーシャ(イエローフィンボティア) 学名:Botia lecontei |
全長:10〜12cm 分布:タイ 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 青い体色に尾鰭が薄い黄色に染まる。性格が荒い場合が多く、大きくなると特にその傾向がでる。 |
|
画像提供:しびさん |
●スカンクボーシャ(スカンクボティア) 学名:Botia morleti |
全長:8〜10cm 分布:タイ、マレーシア 水温:22〜26度 水質:弱酸性〜中性 体色は乳白色で、頭(額)から背中を通って尾鰭の近辺までグレ−のストライプが入る。少し小さめのボティアだが性格は荒い。 詳しくはこちら |
|
画像提供:しゅうさん |
●レッドフィンボーシャ(レッドフィンボティア、ブルーボティア) 学名:Botia modesta |
全長:10〜12cm 分布:タイ、マレーシア 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 クラウンローチよりも性格が荒い場合が多い。特に大きくなるとその傾向が顕著になる。混泳には十分な注意を必要とする。また、同種での闘争もするために単独で飼育するのが望ましい |
|
画像提供:しびさん 画像提供:ピヨさん |
●ボティアダリオ 学名:Botia dario |
全長:8〜12cm 分布:インド、パキスタン、バングラディシュ 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 黄色の体色に茶色の縞々がはいる。体高が頭の部分にかけて少し高いが、胴体は細長い。ちょっと馬面気味。ボティアの仲間としては穏和な方で混泳水槽でも飼える。詳しくはこちら |
|
画像提供:あゆみさん 画像提供:梓尤稀さん |
●パキスタンローチ(ボティアロハカタ) 学名:Botia lohachata 現在の学名:Botia almorhae |
全長:8〜10cm 分布:インド、パキスタン、バングラデシュ,ネパール 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 鱗色(白に近い)の体に黒っぽい点や帯(枝分かれしている)がいくつも入った柄をしている。比較的穏和だが同種間では争うこともある。ボティアの中では比較的有名な魚である。 詳しくはこちら |
|
画像提供:まこっぴさん |
●タイガーボティア 学名:Botia noemacheilus |
全長:6〜10cm 分布:東南アジア 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 その名の通り体側全体に虎柄の模様が見られる。体型はボティア型だが、どちらかというと長くドジョウっぽい。各鰭が比較的大きく、ヒゲも黄色で長い。水流のあるところが好みのよう。 |
|
画像提供:しびさん 画像提供:リクさん |
●アンジェリカスボティア 学名:Botia kubotai |
全長:10〜12cm 分布:ミャンマー 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 非常に綺麗な水玉模様が全身にちりばめられたボティア。この模様は個体差が大きく、一見すると別の魚のように違う柄のものも見受けられる。 詳しくはこちら |
|
画像提供:とこさん 画像提供:梓尤稀さん 画像提供:ゆきねこさん |
●ドワーフボーシャ(ドワーフボティア) 学名:Botia sidthimunki |
全長:4cm 分布:タイ 水温:22〜26度 水質:弱酸性〜中性 体長が小さく、クリーム色の地に黒い格子状の模様がある。水温低めの方が調子が良いようである。穏和なボティアで群を作る習性があるので、複数匹で飼育すると良い。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
●ジャイアント・ドワーフボーシャ(ドワーフボティア) ブラックラインローチ 学名:Botia nigrolineata |
全長:13cm 分布:メコン川流域 水温:15〜26度 水質:弱酸性〜中性 ドワーフボティアと混同して売られていることが多いが、成魚の大きさはかなり違う。体側に走る黒いラインが特徴で、ドワーフボティアよりも、凸凹が少なく、スラリとしたラインになっています。 |
|
画像提供:しびさん |
●タイガーローチ 学名:Botia helodes |
全長:15〜20cm 分布:東南アジア 水温:22〜28度、水質:中性 体色は薄い灰色で、黒っぽい帯が10本近く入る。光の当たり具合で、エメラルドグリーンにも見える。やや気の荒いところがある。 |
|
画像提供:しびさん 画像提供:しゅうさん |
●ボティアストリアータ 学名:Botia striata |
全長:10cm 分布:インド 水温:20〜26度 水質:弱酸性〜中性 ボティアとしては温和で、攻撃性も少なく、飼いやすいが複数匹飼って弱い個体がいると、餌を食いはぐれるので注意する。非常に細かい、黒と茶色の縞縞が特徴的な魚。 |
|
画像提供:haruruさん |
●ボティアヒストリオニカ(ゴールドゼブラローチ) 学名:Botia histrionica |
全長:10〜15cm 分布:インド、ミャンマー 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 その名の通り、金色の縞のドジョウという意味の魚で、写真では白く見えているところが、金色に見えるということで、こう呼ばれているらしい。基本的には白い地に黒から茶色の縞が入る。採取された場所によって色に若干の地域差が出るようである。 |
|
画像提供:リオさん |
●ボティアスペルキリアス(ゴールデンゼブラローチ) 学名:Botia superciliaris |
全長:10〜15cm 分布:中国 水温:20〜26度 水質:弱酸性〜中性 これも金色の縞のドジョウという意味の魚なので、名前の付け方がヒストリオニカとダブっているような気もしますが、別の魚です。基本的には白(クリーム色)地に黒から茶色の対の縞が入ります。 |
|
画像募集中 | ●ボティアヒメノピサ 学名:Botia hymenophysa |
全長:16〜20cm 分布:タイ、ボルネオ、スマトラ 水温:24〜30度 水質:弱酸性〜中性 頭がすぅっと先に向けて細くなっているのが特徴で、茶色っぽい体色に濃い黄色の縞縞が10本以上入っている。性格はおとなしいと言われるが、クラウンローチ同様、餌や隠れ家を巡って争うこともしばしばある。 |
|
画像提供:しびさん |
●ボティアロストラータ(ツインバンデッドローチ) 学名:Botia rostrata |
全長:8〜10cm 分布:インド、ミャンマー、バングラデシュ 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 地の色は基本的に白だが、よく見ると、2本の茶色の縞の間が青みがかっている。そのために”ツインバンデッド”と呼ばれているようである。変わった縞のパターンを持つ個体も多く見られる。 詳しくはこちら |
|
画像提供:プレさん 画像提供:うどうあとりさん |
●ボティアロブスタ 学名:Botia robusta |
全長:15〜18cm 分布:中国、ベトナム 水温:18〜24度 水質:中性 黄色から白っぽい地に黒から茶色の縞が入る細目のボティア。縞のバリエーションが結構見られる。それなりに大きくなるようす。スネールも食べる。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
(画像提供:うどうあとりさん) (画像提供:ピヨさん) ●ギュンターローチ(このサイト内での呼び名にしました) プラチナラインローチ(パンサーローチと言う名前で売られていました) 学名(たぶん):Lepidocephalichthys guntea |
調べられず、詳細は不明です。 | |
画像提供:ぼーるさん |
●学名がよくわからないローチ(ダビオダビオという名で購入) (見た目には、レプトボティアの仲間ではないかと思われます) |
現在の体長は16センチくらい、お店では15度、購入してからは27度で飼育しているそうですが、どちらでも問題はないようです。 | |
画像提供:うどうあとりさん |
●バンデッドローチ 学名(たぶん):Acanthocobitis botia |
全長:10cm 分布:タイ、パキスタン、中国 水温:22〜26度 水質:中性 複雑な模様と、ヒレがオレンジ色の綺麗なローチです。 |
|
(画像提供:うどうあとりさん) ●ハーフバンド・レッドテール・ローチ(このサイト内での呼び名にしました) 名前もいろいろと謎な魚 学名:Schistura SP.(Schistura属だけど良くわからないと言うこと(^^;) |
|
調べられず、詳細は不明です。 | |
画像提供:うどうあとりさん |
●レッドスポットタイガーローチ(このサイト内での呼び名にしました) レッドフィンタイガーボティアという名で購入 (顔つきからして、ボティアではないのは多分確実なんですが…) Micronemacheilus Pulcher(ミクロネマケイルス・プルケール)との記述を見つけまして、また Schistura menanensis(なんて読むのですかね?)との記述もあり…。 さらに似たような写真がNemacheilus属、Schistura属にもいっぱいありまして(^^; |
上記のように種類が特定できていませんので、何が正しいのやらさっぱりですけど、まあ可愛いのでよいですね。 それらの魚はだいたい15センチ以下で、飼育環境(水温:22〜26度 水質:弱酸性〜中性)もあまり変わらないので飼育に困ることはないでしょう。ということで、じっくり調べることにします。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
●学名がよくわからないローチ(ロケットフェイスレインボーローチという名で購入) Nemacheilus属かSchistura属ではないかと思われます。 |
上記のように種類が特定できていませんので、詳しい説明はできません。 | |
画像提供:しびさん |
●リングローチ 学名:Nemacheilus scaturigina |
全長:5〜8cm 分布:インド、ネパール、ブータン 水温:24〜28度 水質:中性 体を前から後ろへ輪を並べたような縞縞の柄からこの名前が付いた。かどうかはよくわからない(笑) 綺麗に並んだ縞が印象的である |
|
画像提供:ピヨさん |
●学名がよくわからないローチ(スカーレットリングローチという名で購入) Nemacheilus属ではないかと思われます。 |
上記のように種類が特定できていませんので、詳しい説明はできません。 | |
画像提供:うどうあとりさん |
●ポルカドットローチ 学名:Nemacheilus corica |
全長:5cm 分布:インド、パキスタン 水温:24〜28度 水質:中性 形は日本のドジョウによく似ていて、細長く断面は丸に近い。胸ビレが大きめ。体色は明るいグレーで、黒い斑点が全身に付いている。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
●ゾディアックローチ 学名:Nemacheilus triangularis |
全長:5〜8cm 分布:インド 水温:20〜26度 水質:中性 矢印のような模様が体側についているローチ。顔は三角形に近い形をしているが、長細くてどちらかというと、ドジョウ体型。海外ではBatikLoachなんて呼ばれていることもあるようです。飼った方の感想は、気が荒いのか、穏和なのか、よくわからないとのこと。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
(画像提供:うどうあとりさん) ●名前が良くわからないローチ 学名:Nemacheilus pallidus(ネマケイルス・パリダス) |
全長:10〜14cm 分布:インドシナ半島(メコン川、チャオプラヤ川、メクロン川流域) 水温:26〜28度 水質:弱酸性〜中性 特徴などについては、うどうあとりさんが情報を寄せてくださいましたので掲載します(ありがとうございます)。 ●最大長:14センチ。うちのは4センチほどです。 ●生息域:メコン川、チャオプラヤ川、メクロン川流域の、底が砂地で流れが緩やかな浅い場所。小川・用水路のような細流も条件を満たしていれば生息可能と思います。 ●食性:水棲の昆虫類。藻類(偶然接種?)。飼育上では何でも食べるところから、雑食性で、イトメ・赤虫・砂上の有機物等、動物性の食べられる物は何でも食べていると思われます。少なくともうちの個体にえり好みは見受けられません。 ●行動:同種間については1匹しかいないのでわかりませんが、穏やかな性格で、騒動は見られていません。明るいところを好み、よく水槽前面に出て来ます。シェルターは、同居魚のために入れてみたら割と使用していました。 ●温度:この魚の水槽では26度セットヒーターを使用しています。日中28〜29度くらいに上昇しますが、全く平気です。生息域から考えるに、もう少し高水温でも耐えられるかもしれません。 ●水質:弱酸性〜中性で良いと思われます。ただし他のネマケイルスに準じ、容存酸素量豊富で綺麗な水が良いかと。 ●備考:現地では普通魚のようで、生息数は多量です。ただし入荷がMIX物だったように、食用・観賞用として特に商業取引される種ではありません。そういうわけで国内での流通量は少ないと考えて良いと思います。多少大きくなるようですが、餌食い良く、飼育が比較的容易なことから、流通量さえ多ければ初心者向きネマケイルスであると思います。 |
|
画像提供:ピヨさん |
●バルテアタローチ 学名:Schistura balteata |
全長:8cm 分布:アジア(タイ・ビルマ) 水温:22〜24度 水質:中性 ピンク色の地にリングのバンドが入った可愛らしいドジョウです。お腹の部分がちょうど腹巻きをしているように見えるのですが…。ミミズというご意見も聞きます。気が強いという記述もいくつか見かけますが、実際のところ、どんな感じなのかはよくわかりません。 |
|
画像提供:きまとらさん |
●クーリーローチ 学名:Pangio kuhlii |
全長:8〜10cm 分布:東南アジア 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 体型は良く知られているドジョウのそれであるが、柄が派手で人気がある。クーリーローチとして売られている中には何種類かあるが混同されて売られていることが多い。模様などにいくつかバリエーションがある。丈夫で穏和とても飼いやすい魚だが、砂に潜っていたり、物陰に隠れてしまったりして姿を見る機会が少なくなる。また、砂を掘るので、水草水槽では嫌われることもある。 |
|
画像提供:プレさん |
●ジャイアントクーリーローチ 学名:Pangio myersi |
全長:8〜10cm 分布:タイ、インドネシア 水温:22〜28度 水質:弱酸性〜中性 黄色と黒の縞模様があり、クーリーローチよりも多少体高がある程度。クーリーローチと混同して売られていることもしばしば見受けられる。砂を掘る力が強いために水草水槽では厄介者扱いされることもある。臆病なところがあるので物陰に隠れる性質はクーリーローチと似ている。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
●ブラッククーリーローチ 学名:Pangio oblonga |
全長:8〜10cm 分布:インド 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 全身黒のような茶色のような配色。クーリーローチと色がちがうだけではなく、物怖じせずによく出てくることもあるので、多少性格も違うように思われる。たまに変色個体なども見受けられる。 |
|
画像提供:しびさん |
(画像提供:ピヨさん) ●ホースフェイスローチ(ロングノーズローチ) 学名:Acantopsis choirorhynchos |
全長:12〜15cm 分布:タイ、ミャンマー、マレーシア 水温:24〜28度 水質:弱酸性〜中性 その名の通り、顔が馬に似ているとのこと。黄土色の体色に黒い(茶色い)斑点が規則的に並んでいる。良く知られるドジョウよりも細長い印象を受ける。この魚もクーリーローチと同様に臆病でなかなか姿を見せない。 |
|
●リザードフィッシュ(海南リザードフィッシュという名前で購入) 学名:Vanmanenia hainanensis |
|
全長:不明 分布:中国、海南 水温:18〜26度 水質:中性 体中にブチブチ模様があるのが特徴。胸鰭が大きく、ホンコンプレコなどに近い感じで、水槽の平らなところにもへばりつくことができる。顔つきはアヒル顔。水流が好きで、外掛け濾過器の落水を登ることがあるので注意。 |
|
画像提供:ゆうさん |
●ドジョウ 学名:Misgurnus anguillicaudatus |
全長:8〜15cm 分布:日本各地 水温:10〜28度 水質:中性 世に言うところのドジョウ。体は細長く、円筒形で、日本人が良く見慣れたドジョウ体型。色が違うだけで、学名も性質もヒドジョウと同じ。エサドジョウなどとして、大型魚のエサ用に売られていることも多い。 |
|
画像提供:しゅうさん |
●ヒドジョウ 学名:Misgurnus anguillicaudatus |
全長:8〜15cm 分布:改良品種(日本各地?) 水温:10〜28度 水質:中性 世に言うところのドジョウの黄色変個体を固定化した品種。体は細長く、円筒形で、日本人が良く見慣れたドジョウ体型。色が違うだけで、学名も性質も普通のドジョウと同じ。今では野生にも居るとのこと |
|
画像提供:しびさん 画像提供:ぴっちさん 画像提供:リオさん |
●シマドジョウ 学名:Cobitis biwae |
全長:10〜14cm 分布:日本(本州全域、四国、九州) 水温:10〜28度 水質:中性 日本固有のドジョウ。体は細長く、円筒形で、日本人が良く見慣れたドジョウ体型。6本のヒゲをもち、白色から肌色の体色で、体側面に黒い筋があり、その上に黒いスポットが列をなして並ぶ。 |
|
画像提供:ぴっちさん 画像提供:リオさん |
●スジシマドジョウ 学名:Cobitis taenia striata |
全長:8〜10cm 分布:日本(本州の西側、四国、九州) 水温:10〜28度 水質:中性 日本固有のドジョウ。ドジョウ体型で、6本のヒゲがある。白から肌色の体色で、体側面に黒いスジが2本はいる。 |
|
画像提供:BEEさん |
●ボルネオプレコ(スポッテド・ヒルストリーム・ローチ) 学名:Gastromyzon punctulatus |
全長:4〜6cm 分布:インド、ミャンマー、ボルネオ 水温:20〜26度 水質 弱酸性〜中性 苔などを食べたり、プレコと名前が付いているがナマズではなく、ドジョウの仲間で、渓流に生息し、岩などに張り付いて、流れてくる虫などを捕まえて食べたりしている。水の抵抗を極力減らすために扁平な形になったようだ。黒地にスポット模様が美しい。石などでレイアウトをして早い水流を作るのがよいとされているが、水槽内ではとくに気を使わなくとも水流のあるところをみつけか、または気にしないようである。エサは水槽内の苔も食べるようだが、コケ取りとしてはいまいちで、フレークフードなどを普通に与えると良い。雌雄差、繁殖形態などは余りよく知られていないようである。 |
|
画像提供:うどうあとりさん |
(画像提供:うどうあとりさん) ●ホンコンプレコ 学名:Pseudogastromyzon myersi |
全長:8cm 分布:中国、ベトナム 水温:18〜26度 水質 弱酸性〜中性 見た目としては、模様や体色が違うだけで、基本的にホンコンプレコと同様の姿形をしている。生態も似通っていて、水流の強いところに張り付いているのが好みのようである。 |
|
ボルネオプレコ、 ホンコンプレコ と似た形の仲間 画像募集中 |
●チャイニーズバタフライプレコ(ヒルストリーム・ローチ) 学名:Beaufortia kweichowensis kweichowensis 全長:6cm 分布:中国 水温:20〜26度 水質 弱酸性〜中性 ●チャイニーズゼブラローチ(ゼブラ・ヒルストリーム・ローチ) 学名:Pseudogastromyzon fasciatus 全長:7cm 分布:中国 水温:20〜26度 水質 弱酸性〜中性 ●ホンコンオトシンクルス(リザードローチ、グリーンヒルストリーム・ローチ) 学名:Homaloptera sp. 全長:10cm 分布:中国 水温:18〜22度 水質 弱酸性〜中性 ●マレーシアンローチ 学名:Homaloptera sp. 全長:8cm 分布:マレーシア 水温:18〜22度 水質 弱酸性〜中性 ●セウェルリア・リネオラータ 学名:Sewellia lineolata 全長:4cm 分布:ベトナム(メコン川) 水温:18〜22度 水質 弱酸性〜中性 |
それぞれについて詳細は調べ切れませんでしたが、基本的にボルネオプレコと生態はよく似ているようです。ただ、中にはテリトリー意識の強い種類もいるようです。ちなみにこの扁平なドジョウの仲間(タニノボリ亜科)には見つかっているだけで60種類以上が居ますので、日本に紹介されていない種類もかなり多いようです。 | |
ちょっと番外 | |
画像募集中 | ●ロイヤルクラウンローチ 学名:Leptobotia elongata |
全長:20〜30cm 分布:中国 水温24〜28度 水質:中性 大きな顔に小さな目、黄色というか茶色に近い体色に、黒くて細めのバンドが入る。おとなしい性格で混泳向き。 アユモドキ亜科アユモドキ属の魚で中国では長斑鰍と呼ばれているらしいです。調べていると中国のサイトがポンポン引っかかって来るので、調べが大変です(^^;でも、中国原産ということは、飼育温度が低くても良いのかな?なんて思ったりもしていますが、一応上記のような温度で飼育するのが望ましいとのことでした。 名前がロイヤルクラウンローチなので載せてみました。ロイヤルといえばロイヤルな気もしないでもない魚ですが、クラウンローチとは属が違いますので、形が似ているという意味で、こういう一般名が付けられているものとおもわれます。クラウンローチを思いっきり贔屓している私にすると、ロイヤルなんて付くのはどうにも納得行かないのですが、かわいい魚だと思います。 追記:ロイヤルクラウンローチについて、佐和子さんが新しい情報を寄せてくださいました。 ・目の下に目の長さより長い棘を持っている ・気性の荒い魚との混泳は厳禁、群れでいることを好む ・一般的に30cmまで成長、1〜1.5Kg、中には3Kgまで育つものもいる ・生息地は長江の上、中部、湖北、湖南から、四川の西部まで ・経済的に重要な魚(それが食用としてか観賞用としてかは不明) ・近年川の状態の変化により、数が減っているとのこと 以上、佐和子さんの書き込みよりの抜粋です。佐和子さん、そして中国語を訳してくださった佐和子さんのお友達の方、ありがとうございました。 |
|
画像提供:越後屋ポン太さん |
越後屋ポン太さんがお店で見つけられたそうです。チャイニーズロイヤルローチという名前で売られていました。 上で紹介したロイヤルクラウンローチ(Leptobotia elongata)ではないかと思われます。 また、この魚に関しては、Leptobotia pellegriniではないかとのご意見も某者さんにいただきました。 |
注)学名でPangioとの表記はAcanthophthalmusと同じことを示しているようです(違ったら教えてください)。何かニュアンスの違いなどあるのでしょうが調べられませんでした。今回はスペースをとらないため、全てPangioの表記で統一してあります。 というふうに当初は書いたのですが、それに関して情報をいただいたので追記します。 Acanthophthalmus属はCobitis属(シマドジョウ属)になったとのことです。つまり、Pangio=Acanthophthalmusではないそうです。それに基づきまして、上記の学名はいくつかの魚で変更および、これまでの間違いの訂正をしております。(tapさん、情報ありがとうございます) |