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(画像提供:珊瑚さん) |
イエローフィンボティアについて、まとめてみました。写真や情報を提供してくださった、珊瑚さん、ありがとうございます。
※この写真の魚がなんと言う魚なのか特定するのに、かなり迷っておりまして、当初、ボティア・カウディプンクタータとして紹介しておりました。ただ、いろいろと調べ、珊瑚さんのお話を伺ったりしていたところ、カウディプンクタータではなく、イエローフィンボティアではないかという結論になりました。現在わかっていることから考えますと、これでよいのではないかと思っていますが、何かほかに情報があればまた考えていこうと思います。それから、シルバーローチという名前でも流通しているようです。 |
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(画像提供:珊瑚さん) |
■一般的な情報
●学名:Yasuhikotakia lecontei(新学名)
Botia lecontei (旧学名)
●全長:10〜15cm
●分布:ベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、メコンのあたり
●水温:24〜28度
●水質:中性
●特徴:体色は、薄いグレーから少し茶色が入ったような色の地で、尾ひれの付け根に、黒い大きなスポットが入ります。ヒレが黄色くなるようです。体型は一般的なボティアの体型でかまぼこ型をしています。ちょうど、スカンクボティアに近い仲間のような外観ですので、スカンクボティアを少し大きくしたような感じでイメージすると良いかと思います。
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(画像提供:珊瑚さん) |
■飼育してわかった情報
●だいたいの個体に当てはまると思われること
- 他の魚に対しては、自分の周りにくると、追いかけることがあります。ちょっと気が強いと言って良いかと思いますが、全く気にしないこともあり、気になる魚と、気にならない魚がいるようです。同種間ではかなり仲が良いようです。
- 泳ぐのがかなり早く、機敏に泳げます。
- 餌取りに関しては結構貪欲です。他の魚と争うことも。
- 基本的にエサはクラウンローチと同じでよいです。赤虫などから、タブレット、フレークなどの人工餌も食べます。
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(画像提供:珊瑚さん) |
●個々に遭遇した事例や特徴
- 水槽導入直後、ネオンテトラやクラウンローチ、中国ローチなどに噛み付いたようなので、それらと一緒にするのは少し難しい様子。
- 気が強いと言っても、人間が水槽の前に来たりすると、隠れ家に後ずさっていったりして、臆病な面もあり、そのために他の魚に対しても攻撃的に出ることがあるのかもしれないです。
- 水槽で落ち着いてくると、餌のときにソワソワしたりして、餌をねだったりして、人にも慣れてくるような様子も見受けられます。
- 大き目の個体を連れてきたからなのか、もともとなのかは分かりませんが、人工餌に慣れにくい個体もいるようです。根気よく、冷凍赤虫などから慣らして、最終的には食べるようになりました。
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(画像提供:珊瑚さん) |
イエローフィンボティアは、ちょっと気が強い面がありますので、混泳する場合には相手を選ぶ必要があると思います。特に、イエローフィンボティアよりも小さかったり、気が弱かったりすると、ちょっと厳しい場合が多いです。ただ、イエローフィンボティアが全く関心を示さない魚も居るようですので、混泳がうまくいかなかったときにきちんと移してあげられる場所を用意した上でいろいろと試してみると良いかもしれません。
餌などのときに、それを察知してソワソワしたりと、かなりかわいい面がありますし、見た目も面白いので、そのあたりが魅力的な魚だと思います(^^)
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かなりかわいい顔しています(^^)
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(画像提供:珊瑚さん) |
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