ロイヤル・クラウンローチ(チャイニーズロイヤルローチ)


 ロイヤル・クラウンローチについて、情報をまとめてみました。情報を寄せてくださった、佐和子さん、佐和子さんのお友達さん、越後屋ポン太さん、DAIさん、ありがとうございました。


■一般的な情報

●学名:Leptobotia elongata
●全長:20〜30cm
●分布:中国
●水温:24〜28度での飼育は問題ないようですが、生息域から考えますともっと低温の方が良いのかもしれません。
●水質:弱酸性〜中性
●特徴:成長すると、大きな顔に小さな目、黄色というか茶色に近い体色に、黒くて細めのバンドが入ります。


”チャイニーズロイヤルローチ”
として売られていた個体
(画像提供:越後屋ポン太さん)
■その他の情報

●この魚について
 アユモドキ亜科アユモドキ属の魚で中国では長斑鰍と呼ばれているらしいです。調べていると中国のサイトがポンポン引っかかって来るので、調べが大変です(^^;
 ロイヤルクラウンローチという名前で呼ばれているようですが、ロイヤルといえばロイヤルな気もしないでもない魚です。クラウンローチとは属が違いますので、形が似ているという意味で、こういう一般名が付けられているものとおもわれます。クラウンローチを思いっきり贔屓している私にすると、ロイヤルなんて付くのはどうにも納得行かないのですが、かわいい魚だと思います。また、チャイニーズロイヤルローチという名前で売られているということもあるようです。この魚に関しては、大きくなった姿の写真が有名ですが、小さいときの姿がよく分からない(調べがついていない)ということもありまして、このページに掲載させていただいた2枚の写真も、Leptobotia elongataかどうかと言うのは、疑問が残るところです。

●この魚の特徴
  • 生息地は長江の上、中部、湖北、湖南から、四川の西部まで。
  • 目の下に目の長さより長い棘を持っている。
  • おとなしい魚、気性の荒い魚との混泳は厳禁、群れでいることを好む。
  • 一般的に30cmまで成長、1〜1.5Kg、中には3Kgまで育つものもいる。
  • 経済的に重要な魚(それが食用としてか観賞用としてかは不明)。
  • 近年川の状態の変化により、数が減っているとのこと。
以上、佐和子さんの書き込みよりの抜粋です。佐和子さん、そして中国語を訳してくださった佐和子さんのお友達の方、ありがとうございました。

Leptbotiaの仲間として売られていた個体
(画像提供:DAIさん)
ロイヤルクラウンローチは、日本ではあまり売られて居ないことから、飼育されている方もすくなく、わからないことも多いですので、また調べて何か見つかれば、書き足していこうと思っております。

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