ボティアロストラータについて、まとめてみました。
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■一般的な情報
●学名:Botia rostrata
●全長:8〜10cm
●分布:インド、ミャンマー、バングラデシュ
●水温:22〜28度
●水質:弱酸性〜中性
●特徴:地の色は基本的に白ですが、よく見ると、2本の茶色の縞の間が青みがかっています。そのために”ツインバンデッドローチ”や”ダブルバンドタイガーボティア”と呼ばれて売っていることもあるようです。変わった縞のパターンを持つ個体も多く見られます。
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(画像提供:うどうあとりさん) |
■飼育してわかった情報
●だいたいの個体に当てはまると思われること
- クラウンローチよりも少し積極的に動き回る。
- 物陰に隠れたままじっとしていることはあまりない。
- 他の魚に対しては概ね穏和で特に危害を加える様子はない。
- 好奇心が旺盛でいろいろなものに興味を示して寄っていく。
- 餌取りに関して積極的に関わり、クラウンローチなどとも取り合いをする。
- 基本的にエサはクラウンローチと同じでよい。
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●個々に遭遇した事例や特徴
- クラウンローチと常に一緒に泳いでいる個体がいる。
- ウィローモスの中を縫うようにくぐり抜けたりするのも平気。
- 上層部分にはあまり上がってこない。
- 黒髭苔を食べる。
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ボティアロストラータはクラウンローチを飼うことのできる環境であれば特に問題はないと思います。あまり大きくならない(らしい)ので、大型魚との混泳に気を使うくらいが違いかと思います。また、モーリーと一緒に黒髭苔をすごい勢いで食べはじめたのはびっくりしました。クラウンローチや他のボティアは見向きもしないのですが、うちにいる2匹は揃って食べています。もしかしたら植物を食べる食性が強いのかも知れません。 |