ミャンマー・リザードフィッシュ

 ミャンマーリザードフィッシュについて、まとめてみました。リザードフィッシュ、ロケットフィッシュに関する基本的なことは、こちらにまとめましたので、それ以外に、ミャンマー・リザードフィッシュに見られる特徴的な部分だけ、書いてあります。
■一般的な情報

●学名:Homaloptera属の魚だと思われます
●全長:10cm
●分布:ミャンマー?(名前からの推測です)
●水温:20〜26度
●水質:中性
●特徴:体型は、リザードフィッシュの一般的な体型ですが、顔はアヒルみたいな感じではなく、口から頭の上にかけては、特に段が無い状態ですっきりした曲線です。体色はほとんど黒に近いこげ茶色で、所々に鮮やかなオレンジの点が見えます。背中に白〜グレーの大きな斑点が出てくるときがあります(その部分も他の体色と同じ濃いこげ茶色になっていることもあります)。背中側は、皮膚の表面に突起があって、ザラザラしています。お腹の部分も茶色っぽいですが、背中などよりはかなり薄い色です。また、ザラザラはありません。尾ひれの下部分だけが、色が黒いのが特徴的です。


■飼育してわかった情報

●だいたいの個体に当てはまると思われること
  • 基本的にリザードフィッシュの全般的な特徴を有しています。こちら
  • 餌とりに関しては底の方で、コリドラスやプレコ用のタブレットを食べていることが多く、ガラス面のコケを食べている姿はあまり見かけません。冷凍赤虫なども食べます。

●個々に遭遇した事例や特徴
  • 底砂の上や、流木などの上に乗っている事が多く、ガラス面など、垂直な部分にへばりついているのはあまり見かけませんでした。
  • 隠れるのが好きなようなので、流木のうろなどが好みのようです。
  • 水流はそれほど気にしている様子は無く、水流のあるところに寄っていく様子もあまり見受けられませんでした。

ミャンマー・リザードフィッシュの飼育に関しては、リザードフィッシュ、ロケットフィッシュの基本的な飼育方法で問題ないと思います。人工餌をよく食べますし、おとなしく、底の方で隠れながら静かに生活しているタイプの魚のようですので、飼育は楽な方ではないかと思います。この魚をいじめたり食べたりする魚でなければ、一緒に飼育できそうです。


●ミャンマーリザードではないかと思われる種
 ブラックリザードフィッシュと言う名前で売られていたそうです。


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