タイワン・リザードフィッシュ

 タイワンリザードフィッシュについて、まとめてみました。リザードフィッシュ、ロケットフィッシュに関する基本的なことは、こちらにまとめましたので、それ以外に、タイワン・リザードフィッシュに見られる特徴的な部分だけ、書いてあります。
■一般的な情報

●学名:Homaloptera属の魚だと思われます。
 Homaloptera tweedieiや、
Homaloptera smithiではないか?というご意見もいただきました。確かに似てるんですが、その写真を見た感じと、水槽の中の魚を比べたときに、私としては、しっくりきてないところもあるので、とりあえず保留ということにしておきたいと思います。

●全長:?cm(飼育して半年ほどですが、6センチくらいでそれ以上は大きくならないようです)

●分布:台湾?(名前からの推測です)

●水温:20〜26度

●水質:中性

●特徴:体型は、リザードフィッシュの一般的な体型よりもちょっと短めです。どちらかというと、ホンコンプレコとか、ああいう吸い付きドジョウ系に近いように思います。顔はアヒルみたいな感じで、こちらはリザードフィッシュっぽいです。体のカーブに結構エッジが効いているというか、テントを張ったような感じに見えるのでなんだかカッコイイです。体色はほとんど灰色近い茶色で、黒い斑点がたくさん見られます。お腹の部分だけを見ると、リザードよりも、やっぱり吸い付きドジョウッぽい感じに思えます。


■飼育してわかった情報

●だいたいの個体に当てはまると思われること
  • 基本的にリザードフィッシュの全般的な特徴を有しています。こちら
  • 餌とりに関しては主に水草の葉の上でコケや落ちてきた人工餌を食べていることが多いです。あまり底の方には行きません。ガラス面のコケを食べている姿もたまに見かけますが、やっぱり葉の上にいる頻度が高いように思います。
  • 私の水槽には二匹いますが、お互いに我関せずという感じで、特に争うようにことは見受けられませんでした。それは他の魚に関しても同様です。

●個々に遭遇した事例や特徴
  • 丸まった葉の中に潜んで居たりと隠れるのも好きなのかなぁと思わせる仕草も見出てくれます。
  • 水流はそれほど気にしている様子は無く、水流のあるところに寄っていく様子もあまり見受けられません。

タイワンリザードフィッシュの飼育に関しては、リザードフィッシュ、ロケットフィッシュの基本的な飼育方法で問題ないと思います。人工餌も慣らせば食べますし、おとなしく、葉の上で生活しているので、飼育は楽な方ではないかと思います。この魚をいじめたり食べたりする魚でなければ、一緒に飼育できそうです。

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