ドジョウ
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●学名:Misgurnus anguillicaudatus ※名前について 日本でドジョウといいますと、この種を指します。マドジョウというのは、俗称ですが、ドジョウサイトの場合、ドジョウと言いますとドジョウの仲間全般を指す広い意味でも使いますので、マドジョウと呼べばわかりやすいと思います。また、英名はOriental weatherfish、または、ただ単にloachと言っても、この種を指すことが多いようです。ちなみに、泥鰌や鰌という漢字は、柳川鍋など、食べる場合に使われることが多いですので、アクアサイトでは、カタカナ表記の方が一般的です。 ●全長:8〜20cm ●分布:日本全国、中国、台湾、朝鮮 ●水温:10〜28度 ●水質:中性 ●特徴:体色は、灰色から茶色に近い地に、黒っぽい色の細かい斑点が無数に付きます。斑点は、背中側に偏っていることが多いです。腹側は斑点が少なく、地の色も白っぽいことが多いです。円筒形の体型をしており、体幅に比べて、体長の長い魚で、ニョロニョロと泳ぎます。日本人の多くがドジョウといって思い浮かべるのはこの体型だと思います。ただ、これでもかなり機敏に泳げます。髭は10本です。 |
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■飼育してわかった情報
●だいたいの個体に当てはまると思われること
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●飼育水温や冬眠について 上で、水温を10〜28度と書きましたが、日本の魚ですので、基本的に常温で飼育できます。また、寒くなると冬眠しますので、0度近くの水温でも、耐えることが出来ます。ただ、普通に活動している状態で、飼育するためには、10度以上は必要な気がします。また15度を下回ると、少し餌食いが少なくなるように私は感じております。 初めて飼育したときに、冬眠させる必要があるのだと思いましたので、冬は水槽ごと外に出しておりました。底砂を厚めに入れ、その上に枯葉を敷き詰めて、水を入れた状態にしておきました。冬の間は、上の部分が凍っておりましたが、春になって自然に氷が溶けて水温が上がると、また活動していましたので、水槽で冬眠させることも可能です。ただ、冬の間に死なせてしまった子もいますので、冬眠はリスクが高いようです。ですので、通常、冬眠させる必要はないと思います(冬眠させずに長期飼育できましたので、何ら問題は無いようでした)。ただ、ドジョウも季節を感じでいると思いますので、冬眠させないと繁殖しないとか、そういうことはあるのかなぁとも思っております。まあ、繁殖させたことがないですので、その辺りは良くわからないのですが…。 とりあえず、普通に飼うだけでしたら、水温を20度くらいに保っておけば、しっかり活動している状態で飼育できると思います。 |
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■マドジョウの仲間 |
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(画像提供:おでっせいさん) |
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砂に隠れるのも結構得意です。 こんなところから顔を出したりもします。かわいいです。 正面顔もかなりキュートです。 (画像提供:TAOさん) |