バルテアタ・ローチ
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■一般的な情報 ●学名:Schistura balteata ●全長:8〜10cm ●分布:タイ、ミャンマー ●水温:22〜26度 ●水質:中性 ●特徴:体型は、一般的なドジョウ体型です。丸太のようなといいますか、頭から尻尾の近辺まで、ほぼ同じ太さで円柱形です。体色は体の前半分が薄い灰色、後ろ半分がピンク色の地で、背鰭の直下に黒い帯が数本入るのが一般的ですが、バリエーション、もしくは近縁種で、帯の入る位置や、本数、地の色が微妙に違うものがいます。それらもひとまとめにバルテアタローチとして売られているのが現状のようです。 |
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■飼育してわかった情報 ●だいたいの個体に当てはまると思われること
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●個々に遭遇した事例や特徴
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バルテアタローチの飼育に関しては、特に難しくはなく、クラウンローチを飼育するような環境なら問題なく飼えるようです。人工餌も食べてくれるので、そういう面でもそれほど困ることはなさそうです。ただ、テリトリーを作ると、逸れを守る意識が強いようなので、そこに入り込むのが好きな魚とかとの混泳などをする場合には少し注意が必要かもしれません。ピンク色の肌とか、ドジョウにしてはかなり派手な色合いなので、とても面白い魚だと思います。 |
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■バルテアタローチの近縁種について バルテアタローチに近い仲間が入荷するようです。バルテアタローチ自体も、日本ではそれほど入荷が多くない魚なので、近縁種も含めて、バルテアタローチとして売られていることが多いのが現状のようですが、みなとさんに近い魚を教えていただきましたのでそれを紹介します。 |
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●スモウローチ 学名は、調べた範囲では、Schistura sp balteataということになっていますので、バルテアタローチにかなり近い仲間のようです。体の後ろの部分の地の色が、オレンジから黄色に変わって行く綺麗なローチです。海外のサイトでは、sumo loach(スモウローチ)として、結構いろいろなサイトに掲載されています。ただ、日本で見る機会はものすごく少ない気がします。 |
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(画像提供:みなとさん) |
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(画像提供:珊瑚さん) |