大分夜も遅くなり、水槽の電気も消えた頃、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。この前、アクアニュースに載っていた旦那だ。Davidprokeはつっけんどんな、バンジョーキャットのような態度でこう言った

その時猫丸（マスター）はDavidprokeの飼育魚を抱きしめたい衝動に駆られた。

大分夜も遅くなり、水槽の電気も消えた頃、前に見たことがある色男が入ってきた。色男は女王様を探しているらしく、Bryantalopeは辺りかまわず罵った。

・・・完全に濾過バクテリアを失っていた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがあるプリンスが入ってきた。Timothyviornは水槽中の魚に投げキッスをし、タバコをもみ消すと、テーブルにpHメーターを立ててから、もったいぶったようにこう切り出した。

その非情な目が見つめ続けてきた哀切な過去の結末とは・・。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。駆け出しアクアリストという職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

ご高説をありがとう。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、前に見たことがあるプリンスが入ってきた。Timothyviornは終始腰を左右に揺らしている。Timothyviornは誰から聞いたかわからないアクアな噂話をはじめた。

相変わらず、アクアなうんちくをたれるのがお好きのようだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の男が店に入ってきた。ClaytonFreerというふざけた名前の男だ。ClaytonFreerはあふれる涙と水槽の水を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

ClaytonFreerは後半部分は殆ど外部濾過器に向かって喋っていた。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある男が入ってきた。Greggnekは数匹の魚をはべらせ上機嫌そうにだ。Greggnekは120センチ水槽を抱えたまま、1歩もその場を動こうとしなかった。

もう少しかいつまんで魚の話をしてもらいたいものだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。ベテランを装ってはいるがあまり魚のことはわかっていなさそうだ・・・。Timothyviornは誰から聞いたかわからないアクアな噂話をはじめた。

自虐的アクアジョークがお得意のようだ。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、見馴れない一人の貴公子が店に入ってきた。駆け出しアクアリスト仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。自分の飼育経験が今までどんなに幸福だったかを延々と話し始めた。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。愛玩の水温計を片時も離さない。Donaldduhは今の仕事の駆け出しアクアリストを辞めて、熱帯魚屋に転職したいというような話をしてきた。

優男には二度と口を開かないでもらいたい。