大分夜も遅くなり、水槽の電気も消えた頃、前に見たことがある若者が入ってきた。若者の体から漂う高級なバクテリア溶液の香りが店内に異臭を放つ。Robertjewはつっけんどんな、バンジョーキャットのような態度でこう言った

本当はこの先もアクア談義は続くのだが、ただ長くなるだけなのでここで割愛させていただく。

大分夜も遅くなり、水槽の電気も消えた頃、またRubenhonが水槽をかぶってやってきた。食えない・・・その手の人間だ。一枚の魚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

猫丸（マスター）ならとてもじゃないが、このようなアクア話、恥ずかしくて人前ではできない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。Pinup casinoという名前は魚の学名と一緒で覚えるのに一苦労だ。得意万面で水槽立ち上げの話をしだした。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。水槽レイアウト勝負で散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。タバコをもみ消すと、テーブルにpHメーターを立ててから、もったいぶったようにこう切り出した。

RobinRowは終わりのアクアライフに入り込んでしまっている。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。Morrisicogyという名前は魚の学名と一緒で覚えるのに一苦労だ。Morrisicogyは独り言をブツブツ言いながら水槽の一点を見つめ、テーブルについた。

ショップのご主人から散々言われてきた言葉なのだろう。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。ここに来て、水質を語るようなタイプには見え無いのだが・・・。猫丸（マスター）の胸鰭をつかむと今にも水槽を壊しそうな勢いでこう言った。

この後、誰もが予想だにしない展開が！

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがあるミスターが入ってきた。言わずと知れたNancyfekアクアリスト組合のボスだ。何を思ったか自分は卵胎生なんだと激しく主張しはじめた。

猫丸（マスター）は無言で飼育水をグラスに注いでやった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある旦那が入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。タバコをもみ消すと、テーブルにpHメーターを立ててから、もったいぶったようにこう切り出した。

何気ない台詞の中に秘めた凶暴性を感じる。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。美人から教わったという魚の歌を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

後半は殆ど聞いていなかった・・・・。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。タバコをもみ消すと、テーブルにpHメーターを立ててから、もったいぶったようにこう切り出した。

隣のテーブルで１人のアクアリストがDarrellMoogeの様子を見て笑っていた。