大分夜も遅くなり、水槽の電気も消えた頃、前に見たことがあるプリンスが入ってきた。lateorialetthemcagはウィンクを店にいた女王様に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、lateorialetthemcagは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

自虐的アクアジョークがお得意のようだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある男性が入ってきた。この辺りでStevenalkawの水槽管理に関して、いい噂は聞かない・・・。猫丸（マスター）の水槽を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

だがその目元は全く笑っていなかった・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。このジェントルマンにつかまったら大概の女子高生は人生の地獄を見る。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか猫丸（マスター）の水槽にそれをぶつけてきた。

なかなか話し上手なジェントルマンだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある英雄が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。何を思ったか自分は卵胎生なんだと激しく主張しはじめた。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、見馴れない一人の男性が店に入ってきた。この辺りでClintonRobの水槽管理に関して、いい噂は聞かない・・・。ClintonRobは水槽周りを警戒するようにこう言い出した。

この男性は魚の話しかしてこない。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、前に見たことがある優男が入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。Stevenalkawは猫丸（マスター）を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

脇役でさえ時として水槽にいい台詞を残す。

水槽の蛍光灯が夕闇に映える頃、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。プリンスの体から漂う高級なバクテリア溶液の香りが店内に異臭を放つ。Stevenalkawはカウンターの上にあった”楽しい熱帯魚”を明読し始めた。

そう言いながらも目線は猫丸（マスター）のクラウンローチ水槽に釘付けである。

遅い昼飯でも食べに来たのか、前に見たことがある野郎が入ってきた。ベテランを装ってはいるがあまり魚のことはわかっていなさそうだ・・・。ComoMandarPDFcagはいかに女子高生というものが素晴らしいかを主張し始めた。もちろん、魚の次にだが。

何を語っても冴えない野郎だ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。近所のガキどもを集めてはクラウンローチの魅力を力説している。そういう話だ。LasMujeresPDFcagはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、前に見たことがある色男が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。何を思ったのか乙女の話しをはじめた。

そう言ったComoMandarPDFcagの表情は酷く疲れていた。