遅い昼飯でも食べに来たのか、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。RussellMouckは水槽中の魚に投げキッスをし、RussellMouckは何を思ったか一冊のアクア雑誌を取り出し、猫丸（マスター）に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう思っただけで実際には何も言わなかった。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。神経に血が通っていない。そういう部類の人間だ。RussellMouckはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

まるで小学生の会話だった。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。猫丸（マスター）にの水槽に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

女の子に目がないらしい。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。RussellMouckという名前は魚の学名と一緒で覚えるのに一苦労だ。RussellMouckは猫丸（マスター）を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

おつむがちょっと弱そうだ。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。神経に血が通っていない。そういう部類の人間だ。RussellMouckはいかに彼女というものが素晴らしいかを主張し始めた。もちろん、魚の次にだが。

そう言った途端、大粒の涙と飼育水がRussellMouckの目から溢れた。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。この前アロワナに食べられたと聞いていたが違う人物だったらしい。大和撫子から教わったという魚の歌を歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

可哀想に・・完全に壊れきっている。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またDonaldWrireが水槽をかぶってやってきた。水槽レイアウト勝負で散々負けたらしくかなり荒れているご様子だ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

DonaldWrireはクラウンローチの存在を誰かに知って欲しいのだ。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。こう見えても金には汚い。そして、底砂も汚い。Jamalnerはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

ショップのご主人から散々言われてきた言葉なのだろう。

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、前に見たことがある巨漢が入ってきた。Jasontobが入ってくるなり店内が静まりかえった。Jasontobは独り言をブツブツ言いながら水槽の一点を見つめ、テーブルについた。

この後、誰もが予想だにしない展開が！

満腹の魚たちが昼寝をしている頃、またRussellMouckが水槽をかぶってやってきた。出来ればグラス一杯で帰って欲しい・・そういう客だ。タバコをもみ消すと、テーブルにpHメーターを立ててから、もったいぶったようにこう切り出した。

いけない。一瞬寝てしまった。